2015年6月30日火曜日

友達が、ジャズピアニストんの娘さんの、ファーストアルバムの入ったCDを送ってきてくれた。

友達が、ジャズピアニストんの娘さんの、
ファーストアルバムの入ったCDを送ってきてくれた。
写真は、送ってきてくれたものを、撮ったもの。
送って来てくれた昨日、約50分の、ジャズを聴いた。
音楽音痴の私だけれど、友達に感想のメールをした。

写真右上は、友達の娘さんのファーストアルバム。
写真右下は、出ているバンドのメンバーの紹介。
友達の娘は、その一番左。
真ん中の白い紙には、丁寧な
私へのご挨拶文が書いてある。

写真左は、、送ってきてくれた封筒等。
写真左下は、アルバムの中書き。
友達の娘は、7年前、思い立ってアメリカに行き、
ボストンで音楽学校に行き、学校を卒業してからは、
ニューヨークに拠点を移し、音楽活動を続けていた。

あまり音楽の素養はない私だが、
娘さんの奏でる、ジャズを聴いて、
一流だというのは分かった。
なるほど、うまいな。

それにもまして、お父さんの「少しでも、
みんなに娘さんのピアノを聴いてもらいたい、
名前を知ってもらいたい」という、
祈るような気持ちが、伝わって来た。



宮崎正弘さんが書いた、「ウイキリークスでここまで分った」を読んで、読書感想を書きました。

宮崎正弘さんが書いた、
「ウイキリークスでここまで分った」を読んで、
2011年4月、私は下の通り、読書感想を書きました。
写真は、本の表紙を、撮ったもの。

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読書感想文(ウイキリークスでここまで分った
世界の裏事情・・・宮崎正弘)
 
宮崎正弘は、石川県で1946年に生まれ、
<早稲田大学に行きましたが中退しています。
学生時代には日本学生同盟(日学同)機関紙
<「日本学生新聞」編集長で、
<今は貿易会社を経営するようになりました。
 
<理論右翼で、
 
宮崎正弘は、石川県で1946年に生まれ、
早稲田大学に行きましたが中退しています。
学生時代には日本学生同盟(日学同)機関紙
「日本学生新聞」編集長をしました。
 
三島由紀夫存命中は、
三島や「楯の会」の森田必勝と交流を持っています。
そして、三島没後の毎年の憂国忌では、
宮崎正弘代表役員をするようになりました。
 
今は貿易会社を経営しています。
暴力的な活動は是とせず、
純粋に思想を平和的に推進する思想・理論右翼になりました。
 
私がこの人の本(「ユダヤ人の超発想法」)を
はじめて読んだのは、
約4年前、長野に行って脳溢血で倒れ、
脳の手術をし長野市民病院に入院していた夏のときです。
 
私はユダヤに興味があるので、
この人の書いた「ユダヤ人の超発想法」を
病院の図書館で見つけ読んだのですが、
この人は知りませんでした。
 
本の内容から、
経験豊富で沢山の外国人とも付き合いのあった人で、
中立的な人かと思っていましたが、
今回ウイキペディアで見ると、右系の人なのですね。
 
右系の人も、いろいろいるのでしょうが、
私が最初にこの人の本を読んだとき、事実をベースに、
正しく穏当に語る人という印象が強かったのです。
だから本屋で「ウイキリークス」に関する
この人の本をみつけたとき
この人の本なら安心して読めると思い買いました。
 
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<「ウイキリークス」
 
「ウイキリークス」は、ハッカーの世界では
世界的に有名(だそうです)な、
ジュリアン・アンサンジ氏が、自分が知りえた国際機密情報
(内部告発的に教えてくれた人の情報もあります)を
オープンにした事件です。
 
これはウェブを使ったテロとも言われ、
その内容とともに大騒ぎになりました。
今まで、秘密とされていたことが、オープンになったのです。
その影響は大きかった。
その筋では有名だったことが、
普通の私たちでも知ることが出来るようになったのです。
 
いままでなら「嘘だ」とシラを通しきれたことが、
今度はシラをきるだけでなく、
それを「嘘だ」と言い通すためには、
それなりのアクションも必要になりました。
 
第2次大戦の太平洋戦争では日本は、
最後は東京大空襲や2発の原爆で
アメリカに完膚なきまでに負けました。
 
その結果、その後のアメリカの日本愚民化計画が成功し、
共産主義のプロパガンダが日本で成功したのとあいまって
(日本の共産党と戦後の文化的知識人
や多くの大手マスコミが、本人が意識したかどうかは別に、
結果的に国際共産主義の手先になったと思います)、
戦後の日本には諜報のノウハウはほとんどなくなっています。
 
戦前は、諜報の陸軍中野学校があったし、
日露戦争では明石大佐の諜報での活躍もあった等、
諜報は決して日本の不得意な分野ではありませんでした。
が、今は国をあげて、ほぼ諜報に弱くなっています。
 
世界(アメリカもロシアも中国もその他の国々も)の
政治家が、この諜報を意識して動いているのが
ウイキリークス」の暴露で分りました。
それとは正反対に、日本の政治家の感覚には、
ほんの一部の人を除いて、諜報はないのだと思います。
 
だから今の日本の政治家の動きは、
多くが世界の非常識なのでしょう。
 
ウイキリークスの暴露はそんな日本にとって「吉」だと、
私は思いました。
なぜなら、諜報の世界を忘れようとして(逃げて)おり、
ノウハウを忘れていた日本人も、
ウイキリークス」がオープンにした事実を、
世界と同じように見ることが出きたのですから。
 
だから、その内容、影響を分りやすく公平に
解説してくれる本を読みたいと、私は思っていました。
そこに前に読んで、その内容に公平感を感じていた
宮崎さんの名前を見つけて、
嬉しくなってこの本を買ってしまいました。
 
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<イギリスのガーディアン紙>
 
ウイキリークス」が、情報を持ち込んだ先は、
アメリカのニューヨークタイムズ、ドイツのシュピーゲル、
フランスのルモンド、スペインのエル・パイス、
イギリスのガーディアンでした。
 
それぞれが提供された(持ち込まれた)機密文書について、
独自の裏付け取材をしています。
そして公表する価値があると判断してから、
それぞれの新聞は公表しました。
こういう一流紙を通ってくると、
情報の精度が上がるのですね。
 
そして裏づけがもっとも進み、
もっともウイキリークス」の情報が新聞にのったのは、
イギリスのガーディアン紙だそうです。
 
ガーディアン紙は20人の特別チームを発足させ、
膨大な数の持ち込まれた公電を分析、解析し、
重要度を振り分け、
真偽を確かめる裏取り作業を集中的に行ないました。
 
この裏づけ作業への(ガーディアン紙と
ウイキリークス」の)評価のちがいだと思いますが、
今はこのガーディアン紙と
アサンジ氏は仲違いをしたようです。
 
今後「ウイキリークス」の情報が、
ガーディアン紙に持ち込まれることはないでしょう。
新展開は新聞を変えて進みそうで、興味があります。
 
それでも、諜報になりうる情報への感度のよさを、
イギリスのガーディアン紙から感じました。
20人の特別チームを発足させる、
これこそ諜報だと思います。
こういう調査に力をいれるセンスが、
本当の諜報が分っているのを感じさせます。
 
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<醜悪な政治の世界>
 
ウイキリークス」が持ち込んだ情報の内容は、
本当は私の興味からはどうでもいいことですが、
この本から少し触れてみれば、
中国がヨーロッパでやったこと、アラブ世界の本音、
賄賂等がどこに溜まっているか、
 
中東から西アジアでの謀略
(単なる価値観の違うものに対する無神経で、
謀略と言えない気もしますが)、
政治における利権等がありました。
こんなことなら諜報なんかしたくない、
というような気にさせる内容です。
 
間違っていても、日本人の政治家の
ナイーブさの方が可愛い感じがするぐらいでした。
でも世界の政治は、こういう醜悪さで動いているのですね。
 
本当に世界を動かそうとすると、
こういうことを理解しておかなければいけないのでしょう。
そのためには、私たちの価値観を
組み替えなければいけないのだな、と思いました。
 
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<この本の構成>
 
この本の構成は、次の通りです。
 
-プロローグ  ウイキリークスの秘密暴露は情報テロか?
-1章 日本をめぐる噂と機密のあいだ
-2章 ウイキリークスが暴露した超弩級の中国機密
-3章 世界は密約と陰謀で動く、日本は友愛と善意で臨む
-4章 日米同盟に亀裂、米中同盟は深化
 
-5章 ウイキリークスでここまでわかった世界の裏舞台
-6章 なぜ日本は弘報(情報戦略)はこれほど脆弱なのか
-7章 密約・戦略・テロリズム
-エピローグ  情報戦争、これからどうなる?
 
これらを読むと、世界の諜報を意識した、
政治家の行動に辟易することもありました。
これなら、今までの日本のほうがまし、
そう思えてきます。
 
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<電子時代の情報戦略>
 
ウイキリークス」の善悪を
言っても始まらないと、私は思います。
ウェブの時代はこういうことが可能だし、
こういうことができるという前提で、
諜報を考えなければならない時代に入ったのでしょう。
 
この本を読んで、
これからは今までと全く価値観を変えなければならないし、
価値観を変えるべき行き先を見つける作業は
これからだと思いました。
次の言葉に共感します。
 
―――米国政府は電子化してしまった文書は
漏洩を防ぎようがないというということを痛感したはずだ。
電子化したものは必ずハッカーによって盗まれる。
 
なにを機密文書にするかというよりも、
どの情報を電子化して政府機関内で交換できるようにするか、
何をそうしないかについて、
かなりの注意が必要な時代になったということだ。
その意味では、ウイキリークスによる
今回の外交公電暴露は警告的な事件だ。
 
―――文豪ゲーテは次のように書き残した。
「きれいごとを言う政治家、
理想を唱える政治家に注意しよう。
立法者にしろ革命家にしろ、平等と自由を
同時に約束するものは、空想家でなければ詐欺師だ。」
 
―――ウイキリークス事件は
21世紀情報戦争の幕開けを告げた。
機密の暴露は政治の閉塞を突破し、
偽善を同時に暴く機能をもったが、
これからの外交の機密のありかたを大きく変えるだろう。
それがより安定をもたらすか。あるいは不安のほうが多いか。
 
―――さてこの跋文を書き終えようとしていたときに
飛び込んできた大ニュースは、
北アフリカのチュニジアで起きた「ジャスミン革命」。
これは歴史上はじめての「インターネット・フリーダム」と
アラブ世界が賞賛したことだ。
 
諜報の世界も、ウェブがわれわれの生活を変えたように、
変化をしなければならないのでしょう。
それはオープンで、公平な世界を現出する方向に、
世界を変えていくような気がします。
 
そういうとき、今までの「醜悪な政治の世界」という
現実から、比較的ナイーブであった日本が、
これからの諜報を作る模索を、
日本的な発想でしていかなければならないのでしょう。
それが、日本が世界のリーダになるためには
不可欠と思います。