2015年12月31日木曜日

今年もまもなく終わり。部屋の東側に見える新宿パークタワーもほぼ真っ暗。血圧の測定結果は・・・?。

今年もまもなく終わり。
部屋の東側に見える新宿パークタワーもほぼ真っ暗。
血圧の測定結果は・・・?。
写真は、部屋の東側のベランダから、21時15分
東側を向いて新宿パークタワーを、撮ったもの。

血圧の測定結果は、
朝が(上)129 (下)55、夕が(上)147 (下)60.
夕方は少し高いが、
1年前の私の値から比べれば低い方。
(下)が、1年前80~90だったのに比べると、
大幅に減った。

今日(12月31日)、少し書いた年賀状を出しにオペラシティービルに行った。空を見上げると、空は快晴だった。

今日(12月31日)、少し書いた年賀状を
出しにオペラシティービルに行った。
空を見上げると、空は快晴だった。
写真は、15時ころオペラシティービルの
東北側の歩道から、東南を向いて、撮ったもの。

写真の右側のビルがオペラシティービル。
写真の左側のビルはNTT東日本本社ビル。
写真下に見える木は、椿の木と南天の木。
一つの木は、南天の実をつけていた。
一つの木は、赤い椿を咲かせていた。


2015年12月30日水曜日

今日(12月30日)も、風呂上りに血圧を測った。(上)118 (下)46。相変わらず(上)(下)の差が大きい。

今日(12月30日)も、風呂上りに血圧を測った。
(上)118 (下)46。
相変わらず(上)(下)の差が大きい。
写真は、測定した血圧計を、撮ったもの。

(上)(下)の差が大きいのは、動脈硬化のせいだという。
私の場合、動脈硬化というのは、よくわかる。
まず、体のあちこちが固い。
マッサージをして、わかった。
血流が弱いのだろう。

歩くのがしんどいのは、足の血流が弱く、
足が固まっているからだろう。
そう考えると、全部腑に落ちる。
死ぬんじゃないだろうかと
思うことがあるが、それでわかった。

それで、毎日、お風呂に入って
体を温めて寝ることにした。
5日ぐらい、続いている。
どれぐらい続くだろう。

それと、写真の左上に小さく見えるのは、箸置き。
ベニスのお土産だという。
ベニスには、箸がないだろうから、
本当は何かの目的で作ったものだろう。
なんの目的だろう。

お風呂をあがって血圧を測った。(上)137 (下)45だった。(下)がやけに低い。

お風呂をあがって血圧を測った。
(上)137 (下)45だった。
(下)がやけに低い。
写真は、血圧計を、撮ったもの。
(下)が低いのが、気になる。

昨日(12月29日)、寝る前にお風呂に入った。湯船の中で、足の裏をもんだ。

昨日(12月29日)、寝る前にお風呂に入った。
湯船の中で、足の裏をもんだ。
写真は、私の入った湯船を、撮ったもの。
写真は、湯船の電気を消していたので、暗かった。
お風呂には22時から、22時40分まで、入った。

2015年12月29日火曜日

「思い出横丁」の新宿駅側の道を歩くと、「旧青梅街道」と書いたポールがあった。

「思い出横丁」の新宿駅側の道を歩くと、
「旧青梅街道」と書いたポールがあった。
写真は、そのポールを、撮ったもの。
少し暗く見えているが、写真中央から右の、
四角いポールには、旧青梅街道と書いてあった。

地図で見ると今の青梅街道は、JRの線路の下だけ、
旧青梅街道とは別の大ガード下を通っている。
つまり、旧青梅街道は、JRの線路の下は、
ここを通っていたのだ。
そういえば、線路の下から
この道に歩いてくる人が大勢いる。

青梅街道というと、中里介山の「大菩薩峠」を思い出す。
小説の最初に「大菩薩峠は江戸を西にさる三十里、
甲州裏街道をが甲斐の国・・・・」とある。
この甲州裏街道というのが、青梅街道である。


「思い出横丁」の山手線側を新宿駅の方に向かうと、もう一つの「思い出横丁」の路地に謹賀新年とあった。

「思い出横丁」の山手線側を新宿駅の方に向かうと、
もう一つの「思い出横丁」の路地に謹賀新年とあった。
写真は、もう一つの
「思い出横丁」の路地の入口を、撮ったもの。
ここの路地は、青梅街道まで続いている。

私は、20年前、新宿に勤めていて、そのとき
この路地の両側の店は、たぶん全部入ったと思う。
なにしろ、どの店も安かったし、
私は、安い店が好きだから(笑)。


マッサージを終わって、新宿駅に帰ってきた。青梅街道「大ガード西交差点」には、「思い出横丁」の看板があった。

マッサージを終わって、新宿駅に帰ってきた。
青梅街道「大ガード西交差点」には、
「思い出横丁」の看板があった。
写真は、看板を、撮ったもの。
ここは私は、前には「小便横丁」というと思っていた。

今日(12月29日)、西新宿7丁目「西新宿保健センター交差点」そばに、マッサージに行ってきた。

今日(12月29日)、西新宿7丁目
「西新宿保健センター交差点」そばに、マッサージに行ってきた。
写真は、マッサージが終わって、16時
お店の入り口を、撮ったもの。
14時から15時半までのマッサージ。

2015年12月28日月曜日

高島康司さんが書いた、「日本はこう変わる」を読んで、読書感想文を書きました。

高島康司さんが書いた、「日本はこう変わる」を読んで、
2011年12月、私は下の通り、読書感想文を書きました。
写真は、本の表紙を、撮ったものです。
本は少し汚れていました。
わからないので、繰り返して読んだからだと、思います。

++++++++
読書感想文(日本はこう変わる・・・高島康司)
 
高島康司さんは、
<写真で見ると60歳ぐらいの人でしょうか。
<札幌に生まれ、早稲田大学に行き、
<教材・研修コース開発をする会社に行きました。
 
<今は独立してコンサルタントをしています。
<沢山の本を書いていますが、
<予言の書の解説も沢山出しました。
 
高島康司さんは、写真で見ると60歳ぐらいの人でしょうか、
もう少し若いでしょうか。
札幌に生まれ、早稲田大学に行き、
教材・研修コース開発をする会社に行きました。
今は独立してコンサルタントをしています。
 
沢山の本を書いていますが、
予言の書の解説も沢山書きました。
船井幸雄さんが、この人の本を読んで、
言っていることがあたっていると言っています。
 
写真で見ると、確かにいいお顔をしていて、
真剣に世の中を考える人だと思いました。
それもあって、
前にこの「日本はこう変わる」という本を読んでいます。
 
しかしそのときは、欧米等における予言が、
この本に沢山書いてあるので、
私はそれを理解するのに精一杯でした。
そしてそのときは、その欧米の預言を理解する努力を
読書感想文にすることで、終わってしまったように思います。
 
だから前回は、
この人の意見を理解するまでに至りませんでした。
この本は高島康司さんのブログ
“ヤスの備忘録”からまとめたそうです。
 
私がこの本を前に読む気になったのは、アセンション
(私の65歳の誕生日=2012年12月21日のとき、
アセンションが来るというのを聞いて、私はそれを知った
8年ぐらい前からアセンションに興味を持っています)
を説明しようとするとき、必ずといいほど出てくる、
マヤ暦(カレンダー)を説明していることも一因でした。
 
コルマン・インデクッスが、この本に出てきて、
これの説く所がこの本の1つの中心ですが、
これがマヤ暦をベースにした歴史の読み方です。
 
私にはマヤ暦を読むことで、
何故歴史が読めるか分かりませんし、
もともと予言などあまり信用もしていないし、
勉強もしていません。
だから読むのに苦労したと思います。
 
コルマンさんは、スウェーデンの環境学者ですが、
1979年にマヤカレンダーに興味を持っていらい
少しずつ研究し、ネットで数多くのエッセーを発表しました。
その結果、未来予測の的中率の高さで注目されました。
高島康司さんはそれを解説しています。
 
この本を読んで、私が高島康司さんに感心したのは、
高島康司さんが広く欧米の予言(未来に対する予測)
手法を知って解説していることです。
 
人間の集合無意識
(これは、フロイトに最初はついていき、途中から
別な精神分析学派を打ち立てたユングが説いたものですね)
が出来事の発生を予測していることを証明した
プリンストン大学の、
グローバルコンシャスネスプロジェクトも出てきました。
 
ネットで収集した言語データの解析から、
人間の最近の集合無意識を突き止め、
将来起こる可能性の高い出来事を予測する
ウェブボット(WebBot)プロジェクトも出てきます。
 
そのほか占星術等も、真剣に
(私なら冗談にしてしまいそうですが)
この本には出てくるので驚きました。
しかも、どの予測もシンクロしているのですから、
さらに驚きます。
 
++++++++
<この本との出会い>
 
この本を見るのは、2回目です。
前回読んだときは、
予言の数々を理解するので終わってしまったと感じています。
だからもう一度頭を冷やして、
この方の日本はどうあるべきか、
世界をどう見ているかを読もうと思いました。
 
アメリカ、中国はどう変わってきているのか、
日本では何が起こっているのか、
それをどう読むべきなのか。
 
この本は、2011年1月末に出版されています。
そういう意味では3月11日に発生した、
東日本大震災が起こる前に書かかれた本なのですね。
だから、3月11日以降のことも考え合わせて、
この本を読むと、なにか面白いものがあるだろうと思います。
 
コルマンインデックス(マヤ暦を解説したもの)では、
164億年前に始まる第1サイクルから、
始まって9つのサイクルがあり、
このサイクルはどんどん短くなっているのですが、
どのサイクルも今年の10月28日に終わりました。
 
それぞれのサイクルには目標があり、
世界はサイクルの目標に沿って動いているのだそうです。
それでは何も書かれていない、
この2011年10月28日以降、
2012年12月21日のアセンションの日まで、
世界はどう進行するのでしょう。
 
コルマンインデックスで、
私たちがもっとも身近に感じるのは、
第7~9サイクルでしょう。
 
第7サイクルは、コルマンインデックスでは
1755年に始まるとされており、
意識の進化にかかわるテーマは、
「世界経済の発展と通信手段の発達にともない、
国家の枠を超えて
地球規模のネットワークが作られる過程」だそうです。
 
また第8サイクルは1999年1月5日に開始し、
「統合の原理が左脳の分析的な知から
右脳の直感的な知に移行し、
物質に限定されない宇宙的な意識が出現する過程」が
テーマとなりました。
 
第9サイクルは、2011年3月9日
(私の女房が入院した日、大震災の2日前です)に
開始し、「人類の意識が完成する」のがテーマだそうです。
 
第7サイクルは左脳、
第8サイクルは右脳、
第9サイクルは統合が
人類の脳のテーマと覚えると覚えやすいですね。
 
++++++++
<この本の構成>
 
この本の構成は、次の通りです。
( )内はページ数です。
 
-第1章 コルマンインデックスなら、
国際的な通貨システムの崩壊が、
なぜ必要なのかわかる!(20ページ)
-第2章 「経済成長はありえない」
この時期におこること(31ページ)
 
-第3章 この意識変化の方向は、
人間が人間を支配するための階層的社会システムの
放棄まで進む!(19ページ)
-第4章 「幸福の時期」と「不運の時期」を
誕生日から予測する
マーリンプロジェクトとは?(20ページ)
 
-第5章 大いなる全体の一部であるという感覚――
第六の夜の感覚は、ルネッサンス期と
おなじほど大きいか(11ページ)
-第6章 ジャンプはすでに始まっている――
消費対象としての『もの』から
(言語・表現・つながり)としての『もの』への
変化(15ページ)
 
-第7章 著名占星術師たちが予測したアメリカの
分裂と民衆蜂起のムーブメント(14ページ)
-第8章 占星術、バルポールサイクルから見える
2020年の世界(23ページ)
 
-第9章 地球はいま寒冷化に向かっているが、
その原因は温暖化にある!――ついに全体が
公表されたペンタゴンレポート(11ページ)
-第10章 60年代の反抗文化の本質――
それは『統合された自己への希求』
そのものである!(15ページ)
 
-第11章 最悪のシナリオとLEAP/E2020との
予測の一致点!(18ページ)
-第12章 時間のフラクタル構造(シードタイム)と
黄金比による
シンクロニシティ未来予測(16ページ)
 
-第13章 日本が一番早く実現するかもしれない――
独立型の地球経済と地域通貨の試みは、
ここまで進んでいる!(17ページ)
-第14章 壊したのは是か非か――不正・腐敗を
内包しながらも、安定した生活世界を支えていた
自民党政権の逆説と二面性(18ページ)
 
-第15章 小泉劇場再び?――繰り返される主要メディアの
プロパガンダに国民が乗ってしまうと、未来は
悲惨なものになってしまう(14ページ)
-第16章 内向型社会への転換――
「スタラトフォー」が予測する日本の
新しい世界への移行とは?(13ページ)
 
-第17章 尖閣諸島や北方領土――旧勢力は
第六サイクルへの意識、国家主義への
逆行を画策するだろう(20ページ)
-第18章 グローバルなジャパンモデルの構築に向かって
――日本精神の幕開けとなるか(50ページ)
 
たくさんの章があって、
このタイトルを見るだけで、結構疲れます。
そして、それだけ勉強するべき中味があって、
この本を理解するのには時間がかかると思われました。
 
しかし、この本が言っていることは、
世界は「公共圏の維持を
今までのようなやり方で、やるのではいけない」。
あたらしいモデルを考えなければならない。
 
世界のなかで、そのモデルを作れるのは日本ではないか。
そのジャパンモデルをどうして作り、
それをどうやって世界に発信していくかが、
課題であると言っています。
 
それを、西欧で良く当たるといわれている、
各種予言をしている人たちの手法で、
様々な方向から分析をしているのがこの本だと思います。
そして、それぞれの分析手法がどういう考え方で
出来ているのかをも、この本は説明していました。
 
だから本の内容は膨大になって、
読みこなすのには、相当なエネルギーがいるし、
私はまだそれをやり切れてはいません。
だから、この読書感想文も私の理解の範疇の
一面的なものにしかなっていないのでしょう。
 
こういう事情もあって、
今回は2回目ですが、私はこの先何度も、
この本を理解できるまで読もうと思っています。
 
++++++++
<アメリカ、小泉劇場>
 
島康司さんが、この本で言っていることの1つは、
これ以上日本は、アメリカに頼ってはいけない、
従属をしてはいけないということです。
冷戦期のアメリカは、日本を助けようとしていました。
 
戦後アメリカから進駐したGHQが
日本の産業構造をかえた(創った)ので、
戦後の日本は産業面で良い方向に変わっています。
日本の品質管理を変えた、
デミング博士は日本の産業界を変えた人として
特筆すべき人と、私は思ってきました。
 
しかし、冷戦が終わった1990年以降アメリカは、
軍産複合体に悪く言えば乗っとられたそうです。
だから今のアメリカについていくことは、
アメリカの軍産複合体について行く事になるので、
もうそれは止めたほうが良いと、
島康司さんはこの本で言っています。
 
2代目のブッシュ政権を実質的に牛耳っていたのは、
軍産複合体を代表するチェイニー副大統領でした。
そこに擦り寄って、
一見うまくやったのが小泉さんだったと言っています。
 
民主党の前原さんなど、
軍産複合体のアメリカから評判がいいが、
結局日本を軍産複合体のアメリカに
売ることになるのではないか、
そう言っているように思いました。
 
軍産複合体は、世界のどこかで戦争があることが、
自分達の利益に繋がるので、
世界のどこかで緊張を高めるように動くそうです。
 
それは日本の利益に繋がらないことが多いのですが、
日本がそれについていっているのが
今の日本の大勢なのでしょう。
 
現在のアメリカは、
今までの緊張は中東で起こしてきましたが、
これからはアジアで起こそうとしていると、
この本は述べています。
 
「自民党をぶっ壊す」として、
国民に熱狂的に支持された小泉劇場は、
喧嘩では良かったかもしれない。
 
が結局、既存の既得権益を潰した変わりに、
小泉さん傘下の竹中平蔵さんが
人材派遣会社の顧問に納まるなど、
ぶっ壊して新たに出来た既得権益にぶら下がる人達を、
新たに作っただけと言っています。
 
腐敗した自民党は、
悪い点が多かったけれど、良い点も多かった。
その良い点を残し、腐敗した部分を削っていく、
地道な努力がこれからの新しいジャパンモデルを
作っていくとも言っていました。
 
そして、その新しく出来るジャパンモデルを、
どうして世界に広めていくか、
それがこれからの
日本のテーマだと言っていると思います。
 
++++++++
<中国、尖閣諸島事件>
 
今の中国は150年前のアメリカと同じだそうです。
 
150年前のアメリカの知的財産権の無視ぶりを、
当時のイギリスの有名な人は嘆いていました。
が、今のアメリカでは知的財産権が整備されています。
そして、中国の知的財産の無視ぶりを
「おかしい」と言うようになりました。
 
だから何十年かあとの中国も、
知的財産権が整備されれば今の先進国のようになって、
また知的財産を守らない国があると、
「おかしい」といい始めるのかも知れません。
 
そういう意味では、知的所有権無視の問題は、
発展途上のどこの国も通る道で、
中国だけが悪質なわけでないと
言っているように思えました。
 
尖閣諸島事件は、中国の漁船が
日本の海上自衛隊の艦船に意図的に衝突した事件です。
 
この尖閣諸島の領有権については、
中国、台湾、日本で意見に相違があり、
「民間で衝突があっても、官は棚上げする
(実質的に尖閣諸島を支配していたのは
日本だったので、この整理は日本に有利だったとか)」と
1978年鄧小平副首相が言って、
日中双方はそれに随って来ました。
 
しかし、2010年9月7日起こった事件では、
漁船を拿捕した日本は、船長を追い返さず、
日本に拘留してしまいます。
だから今回の事件は、これまでのやり方を踏襲しなかった、
「日本がルールを破ったのだ」とこの本は言っていました。
 
時の前原外務大臣は、これまでの整理は、
「鄧氏が一方的に言った言葉であり、
日本側が合意したことではない」と述べたそうです。
だから、尖閣諸島事件を事件にしたのは、
アメリカの戦略に従って中国を挑発したかった日本だと、
島康司さんは言っていました。
 
2010年10月の北朝鮮の延坪島攻撃も、
日本中に衝撃を与えましたが、
島康司さんによれば、これも北朝鮮を先に刺激したのは
米韓の軍事演習側だと言っています。
北朝鮮は、ギリギリで存在している国家なので、
そこを刺激する作戦がアメリカの狙いなのでしょう。
 
軍産複合体に支配されたアメリカは、
戦争が興ったほうが儲けになる
(アメリカ国民は悲惨ですが、
アメリカの軍産複合体は儲かるのです)ので、
中東の次にアジアに戦争に繋がる緊張を
つくろうとしているようです。
 
中国は、むしろ中国がおかれた配置、
アメリカの地政学的、軍事的戦略を怖がっており、
中国とつきあうには、
そこの理解が不可欠だと言っていました。
 
++++++++
<公共性>
 
国が実施しなければならないものに、
次の5つの公共性の仕事があると、この本は言っていました。
 
  1. 経済システムの整備」
  2. 国家と社会の安全の確保」
  3. エネルギーの安定的な確保」
  4. 社会的安定性の確保」
  5. 教育の整備」です。
     
    これは政治的体制とは無縁な、
    どんな社会にも共通な原則で、
    これらの原則は公共性の領域と言われているそうです。
     
    公共性の領域の効率をあげるため、
    ここに市場原理をいれる挑戦が
    過去何回か行なわれてきました。
    公共性の領域を国がやると非効率になので、
    市場主義を導入したのです。
     
    最近では、小泉政権がチャレンジしてきました。
    しかし、公共性の領域を市場原理にゆだねる試みは、
    過去失敗を続けているそうです。
     
    私はときどき大田区民図書館を利用しますが、
    ここを区が直営でやっていた10年以上前は、
    サービスは悪かった。
    が、図書館の運営を民間がやるようになってから、
    サービスがよくなっています。
     
    だから工夫の仕方はあるのだと思いました。
    これについて、本が述べていることを、次に引用してみます。
     
    この公共性の領域は、
    人間社会が避けてとおれない課題なので、
    ここでは智恵を絞って
    政府が運営し続けなければならないのだ、
    と改めて思いました。
     
    そして2000年前のローマを何故か、思い出します。
    ローマ帝国は、
    この公共性を如何に効率的にやるかに
    挑戦し続けたのですね。
     
    ――医療は社会福祉、そして基礎教育のように、
    支払い能力のない国民が対象となることが
    圧倒的に多い領域である。
     
    そのような領域を無理に市場原理だけで
    維持しようとすると、
    公共性の領域がカバーしきれない
    膨大な数の国民が生まれてしまい、社会は不安定化する。
     
    ――また逆に公共性の領域をいっさい排除すると、
    これはこれで問題を引き起こす。
     
    この場合、公共性の領域の
    維持には政府予算の配分に一方的に依存するため、
    政府と公共性の領域を担う組織との間に
    癒着が起こり、利権や汚職などの腐敗がはびこる。
    また、競争原理が働かない分、とても非効率になりやすい。
     
    ――公共性の領域がきちんと維持できなければ、
    弱肉強食の世界では、国や社会は生き残れない。
    他方その維持に絶対的な方法など存在しない。
    政府主導のシステムを基本に、
    ある程度の市場性を組み合わせた
    バランスの良いシステムの構築が必要になる。
     
    ++++++++
    <イギリス・エコニミスト紙での日本の未来性評価>
     
    1980年代は、世界は日本を評価するものが多かった。
    否定的側面はありますが、
    総じて肯定的に評価されてきたのです。
    肯定的に見られてきたのは、次のこと等でした。
     
    「優秀な官僚」
    「旺盛な設備投資」
    「製品開発へのあくなき挑戦」
    「高い企業成長」
    「高い成長性による職の安定」
    「生活全般の世話を見る会社共同体」など
     
    日本独自の制度やシステムに驚嘆し、
    それが日本独自の強さの源泉だとされたのです。
    否定的側面をあげれば次の通りですが、
    これば問題視されることはほとんどありませんでした。
     
    「長い労働時間」
    「短い余暇」
    「狭い住宅」
    「必ずしも高くない生活水準」が否定的側面でした。
     
    1990年バブルが弾けて、日本の長い低迷が始まり、
    低迷と一緒に日本は世界から批判され始めています。
    90年代はグローバルな生産体制と、
    自由化して世界の投資を引き受ける
    グローバル金融システムが台頭してきました。
     
    だが日本は古い一国型の資本主義発展モデルに執着して
    政策的な判断を誤り(本当に誤りだったのか?)、
    新しい環境に適応できなかったのです。
    「何故日本は気づかないのか」、
    そういう観点で評価されたのが多かったと思います。
     
    しかし、歴史を誇る
    イギリスのエコノミスト紙の日本特集が、
    2010年11月18日出ましたが、
    ここでは日本の扱いが変わっていました。
     
    少子高齢化社会に、
    世界の先進国に先駆けて日本は突入しましたが、
    これをエコノミスト紙は、次のように評価しています。
     
    「長期の低迷の原因ははるかに本質的なところにあるのだ。
    どの国も体験したことのないこの状況に、
    日本はどのように対応するのだろうか? 
    しかし、日本のこのような状況は
    他の主要国の近い将来の姿であることを忘れてはならない。
     
    これはわれわれの未来でもあるのだ。
    もし日本が、歴史的にも未知な状況にうまく対応し、
    多くの国民が健康で長寿で、そして相対的に高い生活水準を
    保証する社会の構築に成功するのなら、
    それは第二のジャパンモデルになるに違いない」
     
    ++++++++
    <グローバルなジャパンモデルの構築に向かって>
     
    世界の識者は、世界に先駆けて
    少子高齢化社会に突入しつつある日本に注目しています。
    島康司さんは、そのジャパンモデルを、
    「定住自立圏」などの地域共同体を中心とした
    生活圏経済の構築であろうと言っています。
     
    新しい経済とそれに基づくライフスタイル、
    そしてなによりも
    新しい価値観こそジャパンモデルであろうと言っていました。
     
    なるほど、私たちは
    それを作っていかなければならないのですね。
    その力は、私たちにあるのでしょうか。
    この本が書かれたときは、まだ起こっていなかった、
    今度の東日本大震災は、
    その創造にどんな影響を与えてくれるのでしょうか。
     
    私も一緒に新しいジャパンモデルの創造に、
    参画して行きたいと思いますが、
    それはどんな姿になるのでしょうか。
     
    明治から昭和にかけての、日本には
    そのような価値と精神性を提起する思想が
    存在していたそうです。
    岡倉天心の『茶の本』、新渡戸稲造の『武士道』、
    そして鈴木大拙の数々の禅の研究など。
     
    第2のジャパンモデルが普遍性を獲得できるかは、
    現在のアニメと同じくらいのグローバルな発信力があり、
    なおかつ過去の日本人が生み出した思想に匹敵するか、
    それを上回る水準の
    思想を提起できるかにかかっているそうです。
     
    何か、出来そうな気がします。
    日本には素晴らしい人が多いですから。
    どんどん良くなって行くような気がします。
     
    東日本大震災のときに見せた日本人の底力、
    髪の毛をケバケバさせた若者でも、
    地震のときにはそれまでの価値観なんか飛んでしまって
    家族を思う日本人の優しさで、
    何か新しい社会、価値観を作れそうな気がします。
     
    島康司さんは、日本に
    国家主義の熱狂が起こらならければ良いと、
    心配していますが、そんなことは起こらないと思います。
    でも創り上げるのは、地味でそれぞれのエネルギーが
    沢山要りますので、あと1年間は私も頑張ろうと思います。
     
    ++++++++
    <寒冷化>
     
    第9章に、島康司さんの言いたかったこととは
    あまり関係がないと思いますが、
    これから10年くらいで、地球の寒冷化が進むという、
    ペンタゴンレポートが載っていましたので、
    少しだけ触れます。
     
    結構衝撃的な内容でした。
    これを読んですぐ理解できたのは、
    地球の海底等を2000年単位で回る、
    熱塩循環を前に少し読んだからです。
     
    グリーンランドに近い北太西洋で海底に沈み込んだ、
    重たい海水が地球を一周し、北太平洋まで行き、
    アラスカ、シベリアの海当たりで、
    浮き上がって表層海流となり、
    ユックリと海底を通って来たのとは反対に北太平洋から、
    太平洋の表層を南下し南極のあたりを回って、
    それから大西洋を北上し北大西洋まで行きます。
     
    そこで海水が冷やされて、氷が出来るときに、
    氷にならなかった海水にどんどん、
    塩分が集まって塩分が濃い海水となって
    重い海水となり、また海底に沈みます。
     
    これが熱塩循環
    (こんどもう一度よく読んでみようと思います)の概略です。
    この熱塩循環が、温暖化で海の水に氷がとけて、
    海水の塩分が薄くなると、
    メカニズムが壊れて、
    熱塩循環が起こらなくなり、寒冷化が進むというものです。
     
    よく分からない部分もありますが、塩分が濃い海水が、
    北大西洋のグリーンランド、ノールウェイあたりで
    海底に沈みこみ、それで海水が
    2000年単位の旅にでるというのを聞いて、
    ロマンを感じていました。
     
    だから沈み込むところを想像して興奮しています。
    そのメカニズムが壊れて、
    何千年単位の氷河に入るというレポートを見たら、
    熱塩循環(2000年単位の海水の旅)が止るのと、
    その影響の大きさにビックリしました。